「“お”がどうしてもバランス悪く見える」「クセ字が抜けなくて恥ずかしい」——そんなお悩みありませんか?ひらがなの中でも「お」は特に崩れやすく、丸みや線の角度に少しのズレがあるだけで、美しさに大きな差が出ます。
でも大丈夫。
この記事では、書道経験ゼロでもたった3分で実践できる「お」の美文字テクニックを徹底解説します。ポイントは「重心の安定」「角度の意識」「空間のコントロール」の3つ。
写真付きで具体的に解説するので、真似するだけで誰でもきれいな「お」が書けるようになります。就活・ビジネス・履歴書・封筒などで印象アップを狙いたい方、ボールペン字を練習中の方はぜひチェックしてください。
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ひらがな「お」をきれいに書くコツ

「お」は“流れ”の字。硬く書くよりも、線がつながる気持ちで書くことが上達への近道です。筆圧を一定に保ち、なめらかに動かす練習を繰り返すと、自然と整った形になります。
① 全体のバランスを意識する
「お」は、縦長でやや右上がりの字形を意識すると美しく見えます。
中心軸をやや左に置き、右の丸い部分が外へふくらみすぎないようにすると安定します。

② 一画目(縦線)は「やや右上がり」に

・右上がりで、半分より少し左で止める。
・まっすぐすぎず、わずかに右上へ抜くように。
「お」の書き始めは、やや右上がりを意識し、中心より少し左側で一度しっかりと止めましょう。その後は、まっすぐになりすぎないよう注意しつつ、ほんのわずかに右上へ抜けるように線を引きます。この“入りから抜け”までの流れが、文字全体にリズムと美しさをもたらします。
③ 二画目(左の払い)は控えめに
・一画目の下1/3くらいの位置から始め、左へ少しだけ払う。

二画目となる左の払いは、控えめに仕上げるのがポイントです。一画目の下3分の1あたりから書き始め、左方向へほんの少しだけ払うように線を引きましょう。大きく払わず、さりげなく添えるような動きが、全体のバランスを整え、上品な印象を与えます。
また、左に出しすぎると字が広がって不格好になるので注意しましょう。

あくまで「お腹のくびれ」を作るような控えめなカーブを意識しましょう。
④ 三画目(右の円)で「お」の印象が決まる
・二画目の終わりを滑らかにつなげるように円を描く。
・円は正円ではなく、やや縦長の楕円形を意識。
・上部は小さく、下部にふくらみをもたせると美しい。

三画目となる右側の円は、「お」という文字の印象を大きく左右する重要なパーツです。二画目の終わりから滑らかにつながるように、スムーズな円を描いていきましょう。このとき、円は真ん丸ではなく、やや縦に長い楕円形を意識すると上品な仕上がりになります。特に上部は控えめに、下部にふくらみをもたせることで、柔らかく美しい「お」になります。
そして、最後の上がり(とめ)は少し内側に戻るように「まとまり」を出すと良いです。

⑤ 三画目の「通過点」を守る
三画目を描く際は、「一画目」と「二画目」が交わる位置——いわゆる“通過点”を正確に通ることがとても重要です。
この交点をきちんと通過することで、文字全体の骨格が整い、安定感のある美しい「お」になります。逆に、この位置がずれてしまうと、円の位置やバランスが崩れ、どこか歪んだ印象になってしまうので注意が必要です。

⑥ 書くときのコツ
左上から右下へ、流れるように書く気持ちでかくと綺麗に書けます。

・全体を大きめに書いて練習するとバランスがとりやすく、上達も早い。
・「三画目はそれぞれの間に収まるように」と意識して、線の間隔を一定に。

⑦ よくある失敗例
・丸部分が大きすぎて“たぬきのお腹”のように膨らむ。
・縦線が右に傾きすぎる。
・左払いが強すぎてバランスが崩れる。

ひらがな「お」のきれいな書き方のコツ:3分で美文字になるポイントを徹底解説。

- 横線はやや右上がり
- 左払いは控えめに
- 右の円は縦長・やや小さめ
- 最後のとめは内向きで締める
- 線と線の“交点”を通る
ひらがな「お」は、ちょっとした線の角度やバランスで印象が大きく変わる文字です。今回紹介した5つのポイント——①右上がりの書き出し、②控えめな左払い、③縦長の円、④円のふくらみ、⑤交点を通る——を意識するだけで、驚くほど美しく整った「お」が書けるようになります。毎日のちょっとした練習でも効果は十分。手書きに自信を持ちたい方は、ぜひ今日から試してみてください。


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